ステラーブレードの世界販売本数が300万本を突破したことを受け、キム・ヒョンテ監督は続編により「充実した」物語を展開することを明らかにしました。
Genki経由で公開されたThis Is Gameの独占インタビューで、キム監督は開発上の制約がオリジナル作品のストーリーに与えた影響について説明。イヴの世界観に向けてより深い設定を構築したものの、予算制限により多くのカットシーンが削除され、イヴの頻繁な衣装変更の理由を含む数々の世界観構築要素が説明不足に終わったことを明かしました。
ステラーブレードの物語が不完全に感じられた理由
開発チームは追加カットシーンによるストーリー拡張を検討しましたが、キム監督は既存のプレイヤー解釈との齟齬を懸念。この判断により、続編ではより一貫性のある物語体験が可能となります。
続編開発を最優先
Shift Upは現在PC版の開発を優先しているため、続編は2027年より前にリリースされる可能性は低い状況。しかしキム監督は、スタジオが2020年代中に続編を届けることを約束しています。
Steam記録を更新
6月11日にリリースされたPC版は劇的なスタートを切り、ソニー単体プレイヤー作品としてSteam上で最も成功したデビューを飾りました。192,000人以上の同時接続プレイヤー数を記録し、以下のソニー既存タイトルを上回る成果を達成:
- Ghost of Tsushima(ピーク77,154人)
- God of War(ピーク73,529人)
- Marvel's Spider-Man Remastered(ピーク66,436人)
マルチプレイヤー特化のHelldivers 2のみがこれを上回る記録です。
批評家の反応
IGNのレビューでは7/10点を評価。中核的なアクションメカニックは称賛されつつも、キャラクター開発と物語要素の未熟さが指摘されました。
PC版の機能強化
PC版には以下の技術的向上が導入されています:
- Nvidia DLSS 4/AMD FSR 3によるAIアップスケーリング
- フレームレート制限解除
- 日本語/中国語音声
- 超広角モニター対応
- 強化された環境テクスチャ
- DualSenseコントローラ統合